史学会のお仕事の関係上、学校に行かなければならない、と一昨日あたり知って、めんどくさい気持ちでいっぱいです。
でも、いればいいとのことなので、とりあえずいきました。
はい、ものの5分でお仕事完了です。(笑)
でも、せっかく学校に来たのだから、と思いまして、今週末の準備に取り掛かります。
ああああ、文字がおおいいいい。また、文句言われそうだな。
しかも、いろいろ点検していたら、どうやら集めなくてはならない史料がたくさんありそう。。。
ガーガーガー。
ぶつぶつ言いながら、やっとの思いでコピーを済ませました。
打ち込みはお家でやろう。。。
今日は、サブゼミということで、どうしても学校に行かなければならいのです。。。
交通機関の混乱はもうないとはいうものの、こちら、まだまだ雪がっつりつもってますがな。
いやあ、どうしよう。
何が心配かって、駅近くに借りている月極め駐車場の雪の具合です。
確実に雪かきはされいないと思われるので、自分で自分の駐車スペースを確保しなきゃならない。
ということで、行ってみたところ、案の定雪がきれいに積もっておりました。
最悪の事態(ぼくの駐車スペースがなくなっている)にはなっていなかったものの、どこが自分の駐車スペースが分からない始末。
とりあえず、自分の場所と思われるところに止めて、行くしかありません。
不動産屋さんに電話したのですが、まったく話の通じないおばさんでして。。。
仕方ありませんな。
さて、今日のサブゼミは、戦国時代の貴族が書いた日記をメインで扱っております。
私自身、戦国時代の知識が圧倒的に不足しておりますので、自分の勉強も兼ねております(笑)ま、そうじゃなきゃ、御人好しで勉強見てあげましょうなんて言いませんしね。(笑)
うん、内容的には結構面白いですね。しかも、京都から駿河(現在の静岡県)への下向の記事ということもあり、煩瑣な朝廷行事の記述はないようです。僕の興味としては、朝廷行事でもよかったんですけどw学部生にはかわいそうかと。
もう少し、このサブゼミは続きそうであります(笑)
学部生はこれからがテストということで、うちの大学はこの期間になると人口密度があがります。
普段どれだけきてないのでしょうか。。。
ま、僕も学部生のことはとやかく言えませんけれども。(笑)
ということで、この時期になると院生がテスト対策に駆り出される姿がちらほら見えます。
でも、そんな特異な院生はM1くらいしかいませんが。
わが中世史ゼミの先生も授業を開講しており、どうやらそのテストがけっこう難しい模様。持ち込みが基本的に何でもアリだそうなので、難易度の高さが伺われます。
大学のテストでは、持ち込み制限をかけるテストの方が比較的簡単ですね、こと文系に関しては。
持ち込みが許されるということは、一定の記述量が必要ですし、論理性も高いものが要求されます。一定の記述量を満たし、かつ論理的な文章を書く、ということがそもそも苦手であろうみなさんにはとてつもなく大変らしいですね。
しかも、先生のプリントを拝見したところ、なるほどこれは、ちょっとした概説書なんかより詳しいですし、なおかつ難しい。
今日は、学部生2人にたいしていろいろとアドバイスをしてあげましたが、果たしてちゃんと呑み込めたのでしょうか。。。まあ、まずは手を動かしてみないといけませんが。
昨今の情況として、文章読解力が著しく低下しているという指摘もありますが、これはなんとなくですけれども、研究界にもその影響が表れてきているような気もします。
んー、先行研究整理がちゃんとできないというか。いや、一世代前に比べれば、べらぼうな量の先行研究が存在するようになりましたから、整理するのも大変とはいわれます。が、そもそも、その論文のなかで言わんとしていることのどこまでをくみ取れるか、という一つの論文にたいする姿勢?のようなものが甘くなっているような気がしないでもない。
この学部生もいずれは卒論を書くわけですから、自戒も込めながら、文章を読む能力を磨いていかなければね、と思う次第です。
今日は、最後の授業での報告です。
なんだかんだ言って、順番的には二回廻ってきましたが、一回の報告が3~5週間ということで、結構な時間、報告準備に追われていたと思います。
思い返してみれば、結構な時間を報告準備に割き、自分の勉強がなかなかはかどらないというもどかしさがずっとあった気がします。
とはいえ、基本的な史料の読みなどの訓練を受けたことのない僕としては、はじめての授業が大学院というけっこうなハードルだったものの、自分的には頑張った一年だったんじゃないかと思います(というか思いたい)。
この授業は、来年度も履修する予定ですが、10月以降は修論にかかりきりになることが予想されるため、せいぜい前期の期間までお世話になる予定です。
当代の一流の研究者による授業(演習)を受けられる、と前にも書いた気がしますが、やっぱり得られるものはとてつもなく大きいです。
基本的な能力を身に付けつつ、論文執筆に向かうわけですから、本来的には2年じゃたらないんですよね。修士課程で十分な力を身に付けてから、論文執筆へというかたちだと、3年がやはり理想的です。文系でしかも歴史学系はとにかく基本的な素養を身に付けるだけでも時間がかかります。悩ましい。
とはいえ、私は3年ももたもたしていられませんから、ばっちり2年で書く気ではいますけど、もっとやりたいことはありますし、できることをどんどんやっていきたいと思います。
古代史報告 修論提出日
2016年1月12日 学校・勉強古代史ゼミ、今年度最後の報告です。
実は、すっかり忘れておりまして、一昨日から急ピッチで作成、なんとか間に合いました。(笑)
忘れていた、というか、かまけていただけなんですけれども。
でも、結局説明することもあまりなく、30分ほどやってから、そのあとは先生のお話を聞くという感じでしたけれども。。。
古代史の先生、史料の人なんですけれども、史料に対する姿勢はかなり厳しいのです。
昔に比べれば、だいぶ優しくなったとは言われておりますが。
こうして日本の乃至世界でもトップクラスの方が開講する授業を受けられる、というのは、こっちに来たことの一番のメリットです。研究環境もさることながら、こういう方たちの話を聞けるというのは、そうそうないですからね。
とにかく、今日のお話では、刊本資料の翻刻にのみ頼ってはいけないということでした。
翻刻史料は、間違っている可能性をすべて排除できるわけではありません。
かならず、意味の通らない部分に出くわしたら、原本にあたることを強く勧められました。そうはいっても、前近代の史料は貴重なものがおおいですから、重要文化財指定とか受けていると、原本をみることはちょっと難しいです。
でも、編纂所にいけば、写真帳や影写本がありますから、原本に近いもので確認することができます。
論文に引く史料や、自分の研究の鍵となる史料については、このような作業を怠ってはならない、と強く強く言われました。
そして、本日は修論提出日です。先輩たちが慌ただしく準備をしておりました。
大部分の人は提出できた模様ですが、わが中世史の先輩は、三年目に突入することが決定し、なんだか複雑な気持ちです。。。ちゃんと修論出せるのかしら私。。。
なにがなんでも修論を提出しなければならないので、ちょっとだけ不安に駆られました。
来年。。。がんばりましょう。。。
群馬中世史研究会1月兼新年会
2016年1月7日 学校・勉強今日は、群馬中世史研究会の1月会ということで、
何時もの如くN先生の研究室へ。
今日は、早めに終わらせて、新年会をしましょう、ということで、あまり長くは読めませんでしたが、いつも通り楽しく勉強できました。
そして、新年会はいつものお好み焼き屋さんではなく、伊勢崎のワインのおいしいお店、ちゃぶ屋というところに行きました。
僕が、終電で東京に戻らなければならない、ということで、最初の一杯をビールで済ませた後は、ガンガンとボトルでワインを頼みまくってました。
いや、ほんとみなさん飲むので、ちょっとやばいw
ここのお店、おつまみもすごくおいしくて、個人的には「フォアグラ大根」がヒットでした。大根の上にフォアグラがのっているという、なんとも大胆な料理でありまして、これがワインに非常によく合うんです。おいしかった(笑)
その後、ぎりぎりまでお店にいたせいで、伊勢崎駅まで酔っ払いが全力疾走するという奇行w
結果、間に合ったからよかったものの、間に合わなかったらほんとに間抜けな画ですよね(笑)
あまりにも飲みすぎたためか、上野東京ラインにのって、終点の上野まで行ってしまいましたw
なんとか、家まで帰れたのでよかったです。。。
あぁ。疲れた
やっと最後の報告です。
しかも古代史。いや、やっぱりできなくて怒られましたねぇ。
いや、怒られたわけじゃないけど、ちょっと頑張らなければならない感じ。
しかし、まあこれで良くも悪くも今年最後の報告となりました。
来年に持ち越しで二つ残ってしまいましたけどね笑
来年度はM2になるので、報告はおそらく最初の方だけかな。
たくさん授業を取ったおかげで、おそらくそうでもしなきゃ一生触れることない史料たちに出会えたのは収穫でした、と思います。
まだ終わったわけじゃないけど、
あと一年かぁとか思うとちょっと焦りますね。
とか言っても、仕方ないんですが。もう少しで今年も終わるので、色々と思うところもあり。
報告、来年も頑張ろう笑
貴重書閲覧・歴研12月例会
2015年12月19日 学校・勉強午前中に、学部ゼミの方で貴重書閲覧をするというので参加させていただきました。
西園寺家所蔵の「管見記」をはじめとする史料群の閲覧です。
学習院大学が所蔵しているのは本物ではなく、コロタイプ版の複製品ですが、実寸大・巻物です。
ぼくの関心としましては、未翻刻史料「公名記」嘉吉元年六月二十四日条、世にいう”嘉吉の変”の日の記事です。
さすがに、将軍が殺される日とあって、学部生も知っていて、なかなかの盛り上がりでした。
ちゃんと読んだわけではないので、ちょっと正確には分かりかねますが、当日条からは特段新しい情報は見つからなそうでした。
いや、でも西園寺公名、かなり魅力的ですね。これだけ史料を残していて、まだ未翻刻ということですから、研究の余地はありそうです。
午後は、歴研の12月例会でして、毎年この時期は大御所を呼んで報告していただくという形をとっているそうです。ということで、今回は愛知大学のY先生にお越しいただきました。
題目は、「地域の歴史はどのように作られるか―東三河を題材に―」ということで、中世史部会ですが、近世史や近代史の歴史的背景も含めながら、というまさに大御所報告wこれ、お昼ご飯たべてるときに先輩ががっつり当ててしまっていたんですけどね、予想的中ですw
この問題については、ぼくのなかではかなりの懸念事項でして、似たような事例については日本全国、どこでもあるんじゃないかと思うんです。
「地域の偉人」について、歴史的事実に即さない虚像が拝まれている、という事例ですね、簡単に言ってしまえば。
歴史学に携わる者として、「そうですよねぇ」とは決して言うことはできませんが、その虚像が拝まれてきた、という事実には注目すべきものがあります。もとをたどれば、そこには地域の利害が先鋭化している可能性だってありますからね。
というわけで、これからのことを考える上でかなり勉強になった例会でした。
そして、その後の忘年会には参加せずに、前から決まっていたのですが、大学のときの友達と韓国料理を食すというイベントに。(笑)
しかしながら、先輩の闖入により、結局韓国料理イベントは流れてしまい、個人的にはかなりがっかりだったのですが、まあまあ楽しかったのでマイナス10くらいですかね。(笑)
次回は絶対に韓国料理いこうとおもいましたw
学習院大学は、かつて京都にありました華族の子女のための学校を前身としています。我々は京都学習院と呼んでいますが、その所蔵資料を学習院大学が一括で保存しています。手続きをとれば中に入ることができるそうなのですが、今回は授業の一環で入らせていただきました。
さすがに和装本が多いですね笑
虫食いのものも含めて、かなり年代を感じました。
しかも、満済准后日記の写しもありまして、感動しました笑
どんな教育をしていたのか、すごく気になりましたね。
それから、江戸期の未翻刻史料が大量にあり、もしかしたらうちで翻刻して出版するかもしれないとのことなので楽しみです。
京都学習院、勉強しようかなぁと思った今日この頃。笑
頭に留めておこう。
4コマが報告でした。
毎回報告をすると落ち込みますね。
なんでこんなに読めないんだろう。と。
でも、それだけ厳しくしてくれるのは大変にありがたいことです。
間違いが多すぎると、先生が答えをバンバン言ってしまうので議論にならないんですよ。笑
なんだか報告が連続すると、自分がなにやってるか分からなくなりますねw
一回の報告で、けっこういろいろなことを調べたいのですが、時間が足りず。
みたいなことばっかりですし。
4コマのゼミでは、鎌倉時代の中後期あたりの日記を読んでいるのですが、ちょうど天皇が崩御した後の後継者問題でゆれる朝幕の関係を見ることができます。
自分としても、代替わりの混乱は非常に興味を引く現象ですので。
頑張って調べたいんですよねぇ。
とりあえずこれでつぎの報告は年明けなので、ちょっといろいろ調べたいな、と。
昨日のうちに連絡があったのですが、
今日のゼミは先生の体調不良の為休講となりました。
先生大丈夫かなぁ。
学部の時の先生で、体調不良のまま入院してしまった先生がいたので、なんとなく心配です。大丈夫だとは思いますが。
今日は、予定通りなら報告だったのですが、
休講でしたので、法政大学へ。笑
書庫の資料を請求したのですが、所在がわからないというハプニングもあり、バタバタしてましたが、予想していた作業は終わったのでまあ良かったのでしょう。
来週の報告で、今年最後の報告となります。
準備しなければ…
よく考えたら、家永ゼミは今日が最後でしたね。
来週は卒論提出でゼミはなし、一月はもうやらない、ということですので。
加えて、先生は来年度からサバティカルでいないので、なんとほんとに最後のゼミ。
うーん、なんか実感わかないですけれでも、まだ春合宿ありますしね。
ぼくにとって、このゼミはかなり成長させていただいた場のような気がします。まだまだダメですが、学部の新人みたいな状態で入ってきたヒヨッコになんの手加減もなしに議論に入れてくれた(無理やり引っ張られた、のほうが正確ですが笑)あの衝撃はちょっと凄かったです笑
しかも、最初は先生が何を喋っているのか全く理解できませんでしたw
早口な上に、内容が難しすぎて、メモを取る右手が動かなくなるかと思いました。
あんなにヒヨッコだったわたしも、ようやく議論を提起できるくらいになり、これからというときに居なくなってしまうのはちょっと寂しいですが仕方ありません。
来年度からは東大の史料の先生がいらしてくれるとかで、それもかなり楽しみですね。残された時間は多いとは言えませんが、やれるだけのことをくだけるまでやりたいと思います。
学習院史学会例会 第三回
2015年12月12日 学校・勉強待ちに待った、12月例会!!!
ずーっと前からお会いしたかったM氏を招いてのシンポジウム形式講演会です!
M氏のレジュメ、見た瞬間に気合入ってんなぁ、という雑感w
予想通り、かなり野心的な報告なだけあって、論文化が楽しみです。
ほか二氏の報告もけっこうおもしろかったのですが、おそらく研究視座としては、M氏のものがずば抜けていました。
具体的な論証過程については、紙幅の関係上省いておりましたが、彼の真骨頂はその調査能力です。今回省略した論証過程とともに、今回の報告を聞けばより一層の説得力を持つことになるんだろうなぁ、とか。
懇親会では、普段あまり報告者には近づかないタイプの僕ですが、恥を顧みず猛アタックw
結局、ずーっとお話しすることができました。(笑)
儀礼について、とくに日本人にとっての儀礼の意味について、深く考えさせられることに。
西洋人の考える儀礼と、日本人の考える儀礼(礼節)は、観点が大きく違う。儀礼論はおもに、西洋的な発想でもって語られることが多いのですが、そうではなく、同時代的認識の儀礼論を構築していかなくてはならない。つまり、当時のひとがなんでそんな細かいことにこだわったのか。それには意味があるのか、もしくはないのか。ないのであれば、それを続けることに当時の人はどんなことを思っていたのか。
時代は異なれど、わたしたちには、彼らの残してくれた言葉があります。それを頼りに、かれらのものの考え方、に迫りたいなと。
壮大なことになりそうですがねw
もしかしてもしかするともしかしてなのだけれども、
水曜日報告。。。????
ああああああ、やばい、なにもしてない。
2日間の突貫工事なんてしたらばれるやばいおこられる。
いさぎよく、書下しと試訳の提示のみにして、次回以降調査をしてきます方向で行こうかなぁ。
と思い、朝からパソコンと格闘していたら、あっという間にゼミの時間に!
おくれるぅ~~~
5コマの時間に遅れるとかシャレになりません(笑)
ぎりぎりの電車に駈けこみ、なんとか間に合いました。
今日からゼミは報告者が変わり、近世史専攻の子へ。
しかし、彼がまたできるんですよ。
さすがです。
今日のゼミはなかなか白熱して、楽しかったです。
冷静に考えると、このゼミも残すところあと1回か2回となり。。。
なんだか切ないですねぇ。
と思ってたら、あしたのゼミは僕の順番になるんじゃないかという恐怖も廻ってきました(笑)
祈禱しよう。。w
いや、おわらなかった。
というか、ギリギリ間に合わなかったので、前の人の報告の時間にせっせとレジュメの準備をしておりました(笑)
あいかわらず分量の多いレジュメですね。
だいたい1万字ほどをしゃべり続けるのもまあ大変というか。(笑)
卒論報告会や前回の修論構想報告会よりも、
それなりの手ごたえを感じることができたと思います。
ま、H氏独特の批評「この方向性で有効な批判たり得ているのですか?」には、
先生がフォローしてくれましたw
というか、H氏の批判を改めて考えて見ると、
僕がかなり真剣に二木氏の論攷を読んでいて、氏の提示する室町期武家儀礼確立までにいたる跡づけにはあまり正面切って反論するメリットはないのではないか、と考えるようになりました。
中世~近世までを見通して、史料を博捜し、そのように認められると氏がいうのは、大局的変化であって、現象面の解明です。従来はその部分すらあいまいでした。これをはっきりと位置付けた点、今までにない研究たり得たわけです。
つまり、現象面に関する考察について、小さな異論はでますが、当該変化について異論はまだ今の僕には不可能です。
では、どこから攻めるか。
そう。大局的変化それぞれの画期点における、原因面へのアプローチです。
現象面での小さな変化の積み重ねが、最終的におおきな文脈に回収されるという構造自体に興味がある。「むかしからやってきたのよ、だから、この行為をすることに意味があるの、というより、意味なんか考えないで行うことで、結果として秩序が保たれているでしょう」というような論理構造、どこまでが遡りうるのか。
公家社会との結節点、武家独特の礼節体系の構築への志向性。
これらの疑問点が自分の中で密接に結びついたとき、はじめて展望が開けるような気がします。
いまのところ、公武関係論における室町殿の朝儀への関わり方に注意点があつまり、研究が蓄積されている。くわえて、武家儀礼体系の研究には二木氏が大きく取り上げられるものの、個別研究の連なりという感が否めない。朝廷儀礼への関わり方と、武家儀礼への関わり方双方に目を配ろうとした研究は、桃崎氏がその嚆矢たり得るでしょうが、さかんな研究領域とは言い難いですね。
それから、秩序体験機能を有する儀礼は、かなりの意味で一般化され、地方に流通していく過程ってのも気になります。村落社会まで下りていく儀礼、その正当(統)性の担保はどこが担うのか。
う~ん。
やっぱり根本から考え直したいところですねぇ。
群馬中世史研究会12月兼簗瀬氏出版祝賀会
2015年12月3日 学校・勉強本日はだいたい月一回ペースで開催される、群馬中世史研究会です。
まあ、内容としては『看聞日記』を輪読していく会なのですが、
報告者を決めて、という方式ではなく、その時に集まった人で輪読→現代語訳、分からないところはそれぞれの課題、というなんともゆるーい感じの会です。
みなさん、僕を除いてお仕事がある方たちなので。忙しくなると、会の開催自体があやぶまれますからね。
今日も今日とて、楽しい感じでした(笑)
そして主役が会議で遅れて飲み会からの登場(笑)
いつものお店で、楽しい時間を過ごすことができました。
結論として、わたしがはやいとこ成長してほしい、ということでした。(笑)
はい、精進します。
まだまだ史料、読めるようにならないと。。。
一本くらい、はやいとこどこかに投稿したいw
はやる気持ちはおさえておさえて。
とにかく、今できることをやるしかないんでしょう、真理ですね。
⇓ちなみに、簗瀬氏のご著書です⇓
http://www.koshi-s.jp/shinkan/1510_1-shinkan.htm
一年も締めくくりですね。
ぼくは12月生まれなので、一年の中で12月が一番好きです。
自分の誕生月ってなんだか特別視してしまいます(個人談)。
師走、というだけあって、すんごい忙しい。予定だらけ。(笑)
とくに12月下旬あたりから怒涛の飲み会ラッシュ。スパートかけてますね。
しかも、新年会もあわせれば、12月下旬から1月上旬までの約一か月間は飲み通しという感じ。
肝臓が死んでしまいます。お酒はほどほどに。(笑)
少しだけ調べてみたら、「師走比丘尼」とか「師走坊主」とかいう言葉があるそうです。これは、(年の暮れは忙しくて誰も比丘尼〈尼さん〉や坊主を相手にしてくれないので)みすぼらしい姿をした人のことを指す言葉だそうな。
師走、という言葉が、忙しいさまを端的に連想させるのは江戸時代より既にあったみたいですね。加えて、あまりいいニュアンスの言葉にならない点、ちょっと気になりますね。「師走」の語誌、おもしろいかも。
ということで、来週の3コマは奇跡的に休講になったので、その次の週に報告。(笑)しかも、来週の水曜日あたり、そろそろ回ってくるよね。
。。。これでラストスパート!(笑)
またもや怒られてましたね。
というか、今日はなかなか荒れてました彼w
「びびってんの?間違えることが怖いのですか?
最初からできると思ってやるのがいけない、どうせできないんだから、みんなに間違いを正してもらえばいいじゃないですか。」(要約)
とのお言葉が下りました。(笑)
というか、そんなに間違えるのが嫌なら、もっと勉強したらいいのに。。。
ぼくなんか、どうせ間違えてるんだし、現段階ではここまでの理解が限界だからみんなに直してもらおう、としか思ってない他力本願w
ま、他力本願の本質は、自力での往生は不可能(すでに決定している)なので、他力(阿弥陀如来)による往生こそすがるべきもの、みたいな感じだった気がします(←あれ、すんごいてきとうw詳しくは親鸞の『歎異抄』をどーぞ)
脱線しましたね。w
とにかく、先生は淡々と攻めていく手法に切り替えたらしい。w
議論になるところは話を振っておいて、その可能性がないと見切るや、ズバッとwww
ちょっと冷酷な印象を受けましたね(笑)
うん、他人の批判は自分の批判でもありますからね。
これで、僕の担当のときに読めてなければ、「お前だって」と言われかねないですよ。(笑)
謙虚になりませう。
2コマが報告でした。
ギリギリまで作業を続けていたのですが、結局最後まで行かなかったのでちょっと中途半端でしたが、報告は終わりました。
近世史ゼミだったので、時代背景や用語の説明に終始した感がありますが、とりあえずジャブをくらったという感じ。
本番は来週の金曜日です。
このままの構成で行けばおそらくフルボッコだと思うので、
もう一度練って再構成しないといけない。。。
というか。
昨日の影響でめちゃくちゃ眠い。。。
と思いきや、なんだかすんごい覚醒しちゃってます(笑)
というか、ちょっと寝れないw
明日はお出かけなので、無理やりにでも寝なければ(笑)
ぼくはたいした報告ができたわけではなかったのですが、
なんだか昨日の反動でひたすらに寝てしまいました。
なんとも勿体ない。
というか。
来週の準備という状況からあれこれ逃げてるだけなんですけどね。
ほんとに効率悪い自分の作業。
しかし、よく考えて見れば、外の学会での報告は人生初経験でございました。
するっと終わってしまったけれども。(笑)
次の学会報告が2月に待ち受けております。
うん、しっかり準備して聞きごたえがあったよというものにしたい。
そしてあわよくば、論文化して公表したい(笑)