学部生

2016年1月15日 学校・勉強


学部生はこれからがテストということで、うちの大学はこの期間になると人口密度があがります。
普段どれだけきてないのでしょうか。。。
ま、僕も学部生のことはとやかく言えませんけれども。(笑)

ということで、この時期になると院生がテスト対策に駆り出される姿がちらほら見えます。
でも、そんな特異な院生はM1くらいしかいませんが。

わが中世史ゼミの先生も授業を開講しており、どうやらそのテストがけっこう難しい模様。持ち込みが基本的に何でもアリだそうなので、難易度の高さが伺われます。
大学のテストでは、持ち込み制限をかけるテストの方が比較的簡単ですね、こと文系に関しては。
持ち込みが許されるということは、一定の記述量が必要ですし、論理性も高いものが要求されます。一定の記述量を満たし、かつ論理的な文章を書く、ということがそもそも苦手であろうみなさんにはとてつもなく大変らしいですね。
しかも、先生のプリントを拝見したところ、なるほどこれは、ちょっとした概説書なんかより詳しいですし、なおかつ難しい。

今日は、学部生2人にたいしていろいろとアドバイスをしてあげましたが、果たしてちゃんと呑み込めたのでしょうか。。。まあ、まずは手を動かしてみないといけませんが。

昨今の情況として、文章読解力が著しく低下しているという指摘もありますが、これはなんとなくですけれども、研究界にもその影響が表れてきているような気もします。
んー、先行研究整理がちゃんとできないというか。いや、一世代前に比べれば、べらぼうな量の先行研究が存在するようになりましたから、整理するのも大変とはいわれます。が、そもそも、その論文のなかで言わんとしていることのどこまでをくみ取れるか、という一つの論文にたいする姿勢?のようなものが甘くなっているような気がしないでもない。

この学部生もいずれは卒論を書くわけですから、自戒も込めながら、文章を読む能力を磨いていかなければね、と思う次第です。

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