古代史ゼミ、今年度最後の報告です。
実は、すっかり忘れておりまして、一昨日から急ピッチで作成、なんとか間に合いました。(笑)
忘れていた、というか、かまけていただけなんですけれども。
でも、結局説明することもあまりなく、30分ほどやってから、そのあとは先生のお話を聞くという感じでしたけれども。。。

古代史の先生、史料の人なんですけれども、史料に対する姿勢はかなり厳しいのです。
昔に比べれば、だいぶ優しくなったとは言われておりますが。
こうして日本の乃至世界でもトップクラスの方が開講する授業を受けられる、というのは、こっちに来たことの一番のメリットです。研究環境もさることながら、こういう方たちの話を聞けるというのは、そうそうないですからね。
とにかく、今日のお話では、刊本資料の翻刻にのみ頼ってはいけないということでした。
翻刻史料は、間違っている可能性をすべて排除できるわけではありません。
かならず、意味の通らない部分に出くわしたら、原本にあたることを強く勧められました。そうはいっても、前近代の史料は貴重なものがおおいですから、重要文化財指定とか受けていると、原本をみることはちょっと難しいです。
でも、編纂所にいけば、写真帳や影写本がありますから、原本に近いもので確認することができます。
論文に引く史料や、自分の研究の鍵となる史料については、このような作業を怠ってはならない、と強く強く言われました。

そして、本日は修論提出日です。先輩たちが慌ただしく準備をしておりました。
大部分の人は提出できた模様ですが、わが中世史の先輩は、三年目に突入することが決定し、なんだか複雑な気持ちです。。。ちゃんと修論出せるのかしら私。。。
なにがなんでも修論を提出しなければならないので、ちょっとだけ不安に駆られました。
来年。。。がんばりましょう。。。

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