あれ??今日水曜日。。。
学校行かな!!!
と思っていたのですが、手帳を確認したら「休講」と書いてありました。
ほんとかよ。。。
と思って、うちの学年暦を確認したら、昨日までの学祭の後片付け期間ということで、休講でした(笑)
そんなに片づけって時間かかるのか?とか思いながら、まあでも家で勉強すればいいやということで籠っていました(笑)
今日は、今度の大会関連論文報告会にむけて、論文を読んでいました。
「荘園制」という非常に大きな国制を、どのように捉えたらよいのか。
土地領有制度の転換点が、院政期に求められ、国家的政策としての荘園制と税制研究の進展は近年めまぐるしいものがあります。
しかしながら、国家の土地政策の転換が、地域に与えた影響はどのようなものであったのか。
在地の動向と、中央政界の人脈ネットワークの相関関係が、立荘に影響を与えているのであれば、すくなからず在地の情報も中央で共有されていたことになります。人を離れた土地政策はあり得ません。そのはずです。
いわゆる「下から」の寄進地系荘園論が、中央政界の人脈ネットワークに基づく「上からの」立荘論へ、という研究展開で理解するのはすこし脆弱な理解に陥ってしまう。
「下も上も」関係していたからこその国家土地政策の転換点になりえたであろうし、その意味では、従来の研究がずっと注目してきていた「在地領主」の重要性が再浮上してきたと言えるでしょうか。
今日論文を読んでいてめちゃくちゃ思ったのは、個人的に国家財政構造や税制研究を苦手としていることですね(笑)僕自身が。。。
いやぁ。税制の研究、面白いんですけど、なかなか理解がおよばない。。。
加えて、数量データにされてしまうと、確かに実証データとして重要なのはわかるのですが、数字に落とし込まれてしまった情報を、生きた史料として理解することが難しい。まだまだ勉強不足ですね。
ちょっと本腰入れて、国家財政構造や税財政構造を本格的に勉強しようかなぁ。
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