現在、家に天井まである本棚が自分の部屋に1つと、廊下に3つの合計4つあるのですが、ちょっと前からほとんどが埋まってしまっているという状況になってしまいました。
計算上は、底が抜けるほど本はないはずなのですが、こうも詰まった本棚をみていると、なんだか不安な気持ちに駆られます(笑)
いや、実際に家が傾いたら笑えませんが。
ほんとに傾くんですよ、家。本って結構バカにならなくて、重いんです。
大量の蔵書と格闘した人々の実際を描いた、西牟田靖『本で床は抜けるのか』(本の雑誌社、2015)をパラパラめくってみると、いかに本が重いか、ということが分かります(笑)
とはいっても、ぼくも自分の蔵書のすべてに目を通しているわけではありません。だいたいの内容は把握していますが、熟読している本はやはり僅かですし、まったく開いていない本のほうが多いと言えます。
ですが、とくに新刊の概説書(歴史学)に関しては、前近代を中心になるべく買うようにしています。理由は、いつどのようなかたちで必要になるかわからないから。ぼくが必要な本は少ないかもしれません。
しかし、本というのは、短い一人の人間の一生など意にも解せず、実に永い間物質として存在します。その間に、燃えてしまう危険性ももちろんありますが、たくさんの人の手を経ながら読まれ続けることもあるでしょう。
本の一生、と題した本があったら読んでみたいですね(笑)
そんなわけで、たかだか人間の一生なぞよりずいぶん長い事生きてきた、また、生きていくだろう本たちにたいして、一種畏敬の念もあるわけです。
←なんだそれw
まだまだ増えそうですね、本。。。
本気で保管方法を考えねば。
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